にむにむ自己紹介
1962年2月福岡県生まれです。本名二村浩史(にむらひろし)と
いいます。2010年にいわきにやってまいりました。2021年4月にいわきの平上荒川で「にむら甲状腺と消化器クリニック」を開院しています。
大学生の頃、ラグビーに明け暮れていて、そのときの監督で大好き
だった外科の先輩(病気のためいまは天国にいます)が、よく「医者
になったらgive and giveだ。」といってました。ぼくのポジション
だったフォワード最前列は、いつも牛のようにスクラムを押し、身を
ていして献身的にいいボールをバックスにだすということが大切な
仕事でした。仲間がトライした時の喜びは、自分がトライしたとき
より感激ひとしおでした。Give and giveの精神はまさにそんな感じに
似ています。今の仕事でもその考えを忘れないようにやっております。
時が過ぎて、ブラジルのサンバというシンプルだけど複雑なリズムに
魅了されて20年くらい東京のサンバチームで大太鼓(スルド)を
たたいておりました。やっぱり縁の下の力持ちの大太鼓がやりたかった
のです。ばっちりみんなのリズムが合ってノリノリでパレードをした
時の快感や見ている人たちの笑顔が忘れられずにいわきでもサンバを
したいなと思って数年前にサンバチームを作りました。なんでもできる
東京からの指導者もいて、本格的な素晴らしいチームに育ってきて
います。そのなかで、老人施設への慰問をしたときにご高齢の方が涙を
流して喜んでくれたのをみて、サンバのボランティアはやりがいが
あるなあとしみじみ感じました。いい演奏やステキなダンサーの踊りを
みせることよりも、一緒になって手作りの楽器で遊んだりしたときの
ほうが楽しそうで、そのときの笑顔が忘れられません。本格的なサンバ
より自分のやりたいことはこれだと気づきました。
そんなわけで今回仕事の合間をぬってボランティアをやるようなゆるい
感じの音楽隊を結成したのです。